アラサーしぐさ

31歳になった女が好きなときに好きなことを書くブログです

わたしとインターネット

私がインターネットと出会ったのは中学2年生のとき、今から約18年前です。

2ちゃんねるがオープンしたのがその頃らしいので、私のインターネット歴と2ちゃんねるは同い年ってことですね。

その頃は今みたいなつなぎホーダイではなくテレホーダイ(23時から朝まで接続料金が定額のサービス)で、中学生だから親の目もあり23時から1時間だけ~とか明日は休みだから2時間~とか、色々制限がある環境でのインターネットライフでした。

今でこそ市民権を得ているオタクだけど、私が中学生の頃はまだまだ虐げられる存在で、マンガとかアニメとかラノベが大好きだった私はインターネットで人の作品を見たり仲間を探したりするのが好きだった。学校にもそういう話ができる友だちはいたけれど、学校の友だちとインターネットの話を共有することはあまりなかった気がします。前略プロフィールなんてものもなかったし。

 

入り浸っていたのはexciteチャットというチャットサービス。たくさんのチャットルームがあって、地域、年代、趣味、ニュース、多種多様のテーマで細分化されてました。

私がよくいたのは高校生ルーム、だったかな?そこで仲良くなった子たちと毎日のように会話してた。高校生ルームなのに、女の子は自分と同い年の中学生の子たちばかり。男の子は高校生もいたし、社会人もいた。(今思えば未成年ばかりいるところに入り浸る社会人男性って、ダメですよねえ。)

 

特に仲良くしていた女の子は自分のホームページを持っていて、イラストソフトを使って描いた自分の作品をアップしてました。きれいなイラストだった。

ホームページを作ることもイラストソフトを使いこなすこともできなかった私は、その代わりにってわけじゃないけどその子のサイトにも頻繁に通ってました。キリ番とかも踏んだのかなあ、覚えてないけど。

すごく遠くに住んでいる子だったから、気軽に会ったりはできなかった。毎日文字で会話して、たまに文通して、プリクラとかも交換して、でも声は聞いたことがなかった。不思議な距離感の友だちでした。

 

ある時、その子が住んでいる地域へ家族旅行に行くことになって、千載一遇のチャンスとばかりに「その子に会いに行きたい」って親に相談しました。そしたらめちゃくちゃ反対されて、生まれて初めて親と喧嘩した。あんまりはっきり覚えてないんだけど、泣きながら親を叩いた気がする(もちろん叩き返された。笑)結局泣きながら自分の部屋で寝て、翌日に本当にしゃーなしのしゃーなしやぞ!って感じで許してもらえた覚えがあります。

知らない人に会いに行く、しかも1人娘が見知らぬ土地でって、親からしたら心配しないわけがないですよね。しかも旅行先からその子が住んでる地域まで電車で1時間半もかかると後から判明したり、色々大変でした。でも、反抗期らしい反抗期がなかった子どもだった(と思う)ので、親もびっくりしたんじゃないかなあと思う。そんなに会いたいの?みたいな。

 

旅行先から1人、1時間半電車に揺られて会いに行ったその子は、プリクラで見るよりはっきりした顔立ちで、同い年にしては大人びておりました。時間の都合上お茶してプリクラ撮るくらいしかできなかったけど、文字でしか会話してなかった子と対面して話していることにすごい!なんかすごい!って1人で興奮していた。またねってバイバイして、興奮しながらまた1時間半電車に揺られて、親の元に戻りました。

あれが初めての1人旅、と言っても過言ではなかろうと思います。

 

高校に進学してから、その子を含めチャットで仲良くしていた子たちとは自然と疎遠になっていって、今では連絡先もわからない。

 

時代は変わりに変わって、今はいつでもインターネットに繋げられるし、むしろそれは手のひらの中にあって、どこにいても何をしてても誰かとつながっていられる時代になった。ネット通販当たり前。企業も大小関係なくWEB、SNSマーケティングが必須になってる。

インターネットの向こうにいる友だちとなかなか会えなかった私も、今ではツイッターで知り合った人たちとガンガン会ってるし、仲良くさせてもらっている。そしてネット婚活で知り合った彼氏までいる。

 

20年弱でここまで変わるかあって思うけど、実は今でもツイッターで知り合った友だちを「ツイッターで知り合った子だよ」と紹介できない私がいる。彼氏のことも、親にだけはネット経由で知り合ったことは伝えられていない。

もちろんツイッターを知られたくない!って気持ちが大半だからなんだけど(笑)、やっぱりわたしの中ではまだ現実の生活とインターネットの世界は別もので、ほぼ混ざりかけてはいるけれど、どこかでぼんやりと線引きをしているんだと思います。

 

大学を卒業してから、ふと思い立ってexciteチャットに行ってみたことがあるんだけど、当たり前のようにあの頃仲良くしていた人たちはいなかった。そのexciteチャットも、2010年にサービスを終了してしまった。

あそこの代わりになる場所はたくさんあるけれど、あの頃みたいに知らない人たちと不思議な距離感で会話をすることってもうないんだろうな。少しだけ懐かしいです。